若い頃、絵を見るのが好きで、よく展覧会や美術館に行きました。
その時に気に入った絵のポスターを買って部屋に飾っていました。
見栄えのする額入りの模写か工芸画を欲しいと思いましたが、大きさや画家によって価格に幅がありましたが、10万~30万円程度しましたので、買うのを諦めました。
たまたま、ネットで岡鹿之助の「遊蝶花」の額入りの油彩の絵が売っていました。
この絵を購入した当時は、模写等の規制が余り厳しくなくて、本作品の説明では、鑑定していないので真作保証はできなませんが、絵にサインがあります。裏蓋にシールが貼ってあり、「岡鹿」の落款があります。キャンバスの裏書きもあります。と説明がされていました。
このような価格で岡鹿之助の本物の絵が売っているはずはないので、多分、模写か工芸画と思いました。
当時の価格で8万円以上しましたが、絵にマッチした豪華な額縁入りの絵で、美術館で売っている額装の模写や工芸品の絵より見栄えがして、はるかに安価でしたので、思い切って購入しました。
届いた実物の絵に見ると、筆のタッチは荒く、雑な描き方でしたが、壁にかけて遠目に見る分には、肉筆としての趣があり、結構気に入って飾っていました。
飾る絵が多くなり、ここ10年は飾る場所がなく、取り外して押入に閉っていました。
35年以上前に購入した古いものですが、絵は殆んど傷みもなくきれいだと思います。額は豪華で、古いなりに趣があると思います。
絵は飾って、見て楽しんでこそ、価値があります。絵が好きで、飾っていただける方がおられればと思い出品しました。
絵のサイズは、F8号です。
額縁のサイズは、長辺:585mm、短辺:510mmです。
キャンバスの裏に手書きで 「遊蝶花 1952 岡鹿之助」 の記入があります。
絵と額の状態は写真をご覧の上、ご判断ください。
参考に真作のリトグラフの「遊蝶花」の写真を載せています。
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